元気な体も、不調がある体も、それを作っているのは「日常の体の使い方」です。

日常の体の使い方の基本は「姿勢」。
姿勢とは背筋を伸ばすことではなく、体の使い方のことを言います。

骨盤姿勢で生活するだけで、心も体もどんどん元気になっていくことは
岸和田でのレッスンやワークに参加された多くの方が実感してくださっていると思います。

そしてもう一つ、大切な日常の体の使い方があります。

それが「声」なのです。

「声」は、正解も間違いもないけれど、毎日発している声が変わるだけで、
体も、そして心も、ものすごく変わるのです！

今回のワークショップは私、奥谷まゆみの骨盤姿勢と合わせて、
敬愛する私の師匠、声のプロフェッショナル、倉地恵子さんの声のボイストレーニングを
「体のワーク」＆「声のワーク」、合わせてご紹介します。

◆おしゃべりランチ会もあります！

今回のワークは岸和田のみなさんに、いつか紹介したい！とずっとずっと思っていたものなので、私もとっても楽しみです。
普段みなさんとはなかなかおしゃべりする時間がないのですが、今回はワークの後におしゃべりランチ会もありますので、体のこと、声のこと、いろいろ聞いてくださいね！

◆声とメンタルの深いつながり◆

喉の筋肉はとても柔らかく、特に心の状態に敏感に反応しています。
そのため気づかないうちに喉にストレスが溜まっています。
ストレスで声が出にくくなったり、呼吸がしづらくなったりするのはそのためです。
声の出し方で喉を解放して、ストレスを解放していきましょう。

◆ウイルスに強い体は喉から作る◆

コロナやインフルエンザなどウイルス性の病気に感染しないためには免疫力が大切ですが、
ウイルスが直接くっつく「上咽頭」というところの状態がとても大切です。
コロナ後遺症もここが慢性的に炎症を起こしている人が発症しやすいと言われていています。通りの良い「声」は上咽頭の状態を改善するのに役立ちます。

◆声で脳に酸素がめぐる◆

目や頭を使いすぎている私たち現代人の頭は、頭骨も周りの筋肉も脳も固まってカチカチです。恵子さんのボイストレーニングは、固まった頭の骨や筋肉がストレッチされ、
脳に新鮮な空気が入り、頭や気持ちがすっきりと軽くなります。
おうちでも鼻歌を歌いながら、気持ちをぱあっと明るくしましょう！

◆声で空間とつながると生きやすくなる◆

声の面白さは「自分の体だけでない」というところにあるなと思います。
声は空気の振動ですから、自分をとりまく「空間」との関係性があるのです。
私たちが生きている空間との関係性とは、自然との関係性だったり、人との関係性だったり、天や地との関係性だったり。

声の出し方を変えることで、そうした自分を取り巻くものとの関係性に気づいたり、改善されたりするきっかけになります。

◆気持ちよく歌を歌えるようになる。◆

ワークショップでは声の出し方のトレーニングと合わせて、少しだけ歌の練習をします。
「音痴だから」「声が出ないから」なんて気にしなくて大丈夫。
トレーニング後の自分の声は、いつもときっと違います。
知らなかった自分の声、気持ちよく出せる声に出会いに来てください。
家事をしながら鼻歌を歌うだけで、心も体も元気になります。

◆骨盤姿勢で気持ちよく声を出そう◆

恵子さんのボイトレの前に、オクタニが声が出しやすくなる骨盤姿勢のワークを行います。

声を作り出しているのは「声帯」だけではなく「全身」です。
特に恵子さんの声の出し方は「おなか＝丹田」の意識を大切にしています。
そして体のどこにもストレスなく声を出すために役立つのが「軸」。
通りの良い軸を、声というエネルギーが通り抜けていくのはとても心地よく、
どんどん元気になっていきます。
安定した丹田と、エネルギーの通りのよい軸を作って、楽しく声を出しましょう。